[メイン] GM : それではそれでは、21時!

[メイン] GM : 準備が出来ましたら教えてくださいませ~

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 教えます~

[メイン] 三沢岳明 : 準備はできている

[メイン] うちはサスケ : オシエル

[メイン] 桜 衣乃 : 教えます!

[メイン] GM : では、出航ですァ~~~~~!!!!!

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 出航です~~~~~~~~~~~♪

[メイン] 桜 衣乃 : 出航です〜〜!!!

[メイン] 三沢岳明 : 出航だ

[メイン] うちはサスケ : 出航だな

[メイン] GM :  

[メイン] GM : クラヤミクラインは場面ごとにあらすじの掲載されたカードが提示されます。

[メイン] GM : 今回は序章、OPのものを提示しますね

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ◇序章(オモテ)侵蝕:-
あなたは、知人の狭山顕秀(さやまあきひで)に頼まれ、彼の仕事を手伝う事となった。
仕事の内容は、ある部屋の「点検」。
その日、廃屋へと向かう車の中で、狭山はあなたに奇妙な指示をする。
「いいか、何があっても、家の中には入るんじゃねえぞ──」
大きな雨粒がフロントガラスを叩く。重く垂れこめた空の下、2階建ての古びた家が姿を現した……。

→序章(ウラ)へ

[メイン] GM : (ウラ)と書かれた内容は今はわかりません。
書かれたシーンが終わった後に提示されます。
……続きは見てのお楽しみ、ということで!

[メイン] GM :  

[メイン] 狭山顕秀 : 「なっ、頼むよ~!」

[メイン] 狭山顕秀 : あなた達の前で、男が手を合わせて頭を下げる。

[メイン] 桜 衣乃 : 「はっ、はいっ!?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ニコニコしながら狭山のお話を聞く

[メイン] 青山ブルーマウンテン : コーヒーを一口

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ええ、もちろん♪」
手を合わせ、応じる

[メイン] 三沢岳明 : 「…」
無言でその様子を見る

[メイン] 桜 衣乃 : 自分より年上…しかも男性に頭を下げられて、あたふたしている

[メイン] うちはサスケ : 「………オレとしては頼まれた以上は引き受けるが」

[メイン] 狭山顕秀 : 「俺の仕事手伝って~! 報酬、弾むからさぁ!」

[メイン] 狭山顕秀 : 「うわあ、ありがと~!青山ちゃん、サスケェ!」

[メイン] うちはサスケ : そう言いその依頼人を黒い目で見つめる

[メイン] 桜 衣乃 : 「…とはいえ、あなたがそこまで頼み込むなら……!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ちらりと隣を見る
……高校生かなこの子は?
そしてこちらのお二人は……身なりから察するに……武芸を嗜んでおられる方ですね~。

[メイン] 桜 衣乃 : 胸を叩き

[メイン] 桜 衣乃 : 「桜 衣乃、全身全霊でお手伝いさせてもらいますねっ!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ええ、ええ、何より貴方の頼みですからね~♪」
狭山の方を向き

[メイン] 狭山顕秀 : へらへらと笑う男は、狭山顕秀。
あなたたちの共通の友人である。
胡散臭いが悪い奴ではない。多分、きっと、恐らく、メイビー。

[メイン] 狭山顕秀 : 今回、君達は狭山に集められ、こうして“仕事”の手伝いを頼み込まれている。

[メイン] 三沢岳明 : 「…三人がいいというなら俺に異論はない」
それに、気になることもある

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 狭山さんとは、別に旧知の仲というわけではない
ただ、「面白い話」をよく聞けるから、こうして顔を時折合わせている。

[メイン] 狭山顕秀 : 内容は──“自分の仕事を見守っていてほしい”。
それだけ。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 小説家という仕事に携わっている関係上

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 刺激は大事♪

[メイン] 狭山顕秀 : 「わ~!イノちゃん、三沢さんもありがとうございますぅ!」

[メイン] 桜 衣乃 : 狭山さんからは何度もお話を聞いて、知人と言えるほどには仲良くなりました、はい!
いい人だと思います、なによりご飯も奢ってくれたりしますし!

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「狭山さん……いいご友人を持っておられますね~?」
イノ、サスケ、三沢の方をちらりと向く

[メイン] うちはサスケ : 見守るだけでいいとは……そう考えながらも今はこれに乗るとしよう…

[メイン] 桜 衣乃 : 「はいっ、困っている人を助けるのもまたアイドルのお仕事とも言えますしね!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ほほう!アイドルですか!」

[メイン] うちはサスケ : 「……友人と言えるだけの仲でもないがな」

「あくまで、知人だ」

[メイン] 桜 衣乃 : 「いい友人なんて…えへへ…
あ、はい!そうなんです!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : アイドルと繋がりを持つ狭山。
少し邪な考えが頭に過るも。

[メイン] 狭山顕秀 : 「ちじっ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ふふふ、そうですか♪」
満更でもなさそうなサスケの顔を見ながらも

[メイン] 狭山顕秀 : 「……ぁぃ」

[メイン] 狭山顕秀 : 若干。いや、露骨に動揺を見せながら。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……あらら…?」
狭山さんは…"ご友人"のつもりだったんですね……およよ、悲しいすれ違いです……

[メイン] 狭山顕秀 : 「………ま、まあえっと……そう、詳しい話をしよう!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ええ、今日はどんなお仕事ですか?」
またコーヒーを一口

[メイン] 桜 衣乃 : 「わ、私は佐山さんのこと友だちだと思っていますから……!」
「あ、詳しい話ですか…了解です!」

[メイン] うちはサスケ : 「そうだな」

[メイン] 三沢岳明 : 「ああ、それが聞きたかった」

[メイン] 狭山顕秀 : 「仕事は明後日。俺、あるお家の点検作業を頼まれちゃったんだよね。だから……それを“見守っててほしい”。」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ふふふ、サスケさんに三沢さんは仕事熱心なお方なのですね。
青山のクセである人物プロファイリングしながら、狭山の話を聞く。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「点検作業ですかぁ……」

[メイン] 桜 衣乃 : 「見守る……だけですか?」
首をかしげる

[メイン] 狭山顕秀 : 「手伝ったりはしなくていいよ。見守って……あー、話し相手?になってくれるだけでいい」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ふぅ~ん」

[メイン] うちはサスケ : 「そんな単純なことでいいのか」

[メイン] 桜 衣乃 : 「もっとお手伝いとかも出来ますけど……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 思考を巡らせる。

[メイン] 三沢岳明 : 「俺達にやれというのではなく見守っていてほしいとは?何か裏があるように聞こえるが」
顔を若干近づけて

[メイン] 狭山顕秀 : 「こんな単純な事でいいの。……あー、その」

[メイン] 桜 衣乃 : 「話し相手……ふむふむ?」

[メイン] 狭山顕秀 : 「“家に入らないようにだけしてほしい”」

[メイン] 狭山顕秀 : 「それだけ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ええ、三沢さんのおっしゃる通り……。
予感、裏の“何か”。

[メイン] 狭山顕秀 : 「……いやー、そこってさ!ぼろっぼろの廃墟でさ!」

[メイン] うちはサスケ : 「………了解した」
それだけ…というのは気掛かりだが今は余計な詮索をする必要はないだろう

[メイン] 桜 衣乃 : 「む……」
少し声の強調が強くなったように聞こえ、違和感を感じるが。

[メイン] 狭山顕秀 : 「下手に入るともー危なくって危なくって!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「構いませんよ♪」
にこやかに返答

[メイン] 桜 衣乃 : 「わっかりました!」
元気な了承。

[メイン] 三沢岳明 : 「もし入った場合はどうなる。」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「………」
気になりますねぇ、ええ。

[メイン] 狭山顕秀 : 「……」
少しばかり黙り。

[メイン] 桜 衣乃 : 他人から言われたタブーはなるべく越さないように。
芸能界仕事をして少し身に着いたことでもあります。

[メイン] 狭山顕秀 : 「………“危ない事になる”」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「へぇ………」

[メイン] 三沢岳明 : 「”危ないこと”…か」
やはりあれの類なのだろうと一人で納得する

[メイン] 桜 衣乃 : 「あ、危ない……!」
少し声が上ずる

[メイン] 狭山顕秀 : 「……やっぱ、危ない目には遭ってほしくないんで!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 血が熱くなる青山。
ああ、楽しい予感が、トキメキが……私を。
……おっと、自制自制……。

[メイン] うちはサスケ : 「………」
危ない事になる───成る程、これは『アチラ』側か?

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「そうですね~、安全第一ですから!」

[メイン] 桜 衣乃 : 「ふふ、危ない目に合って欲しくないなんて…優しい人ですねっ、狭山さん!」

[メイン] 桜 衣乃 : その言葉を真に受けている。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「それに私、点検整備の技術なんて持ってませんから~」
手をひらひらさせる。

[メイン] 狭山顕秀 : 「あはは~それ程でもぉ~……あるなぁ! あっはっは!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ふふふ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 優しい人、ね。

[メイン] 桜 衣乃 : 「ふふふ~!」

[メイン] うちはサスケ : 「調子のいい奴だ」
小声で

[メイン] 狭山顕秀 : 「それじゃ、俺はこの辺りで! またお仕事の日に!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「狭山さん狭山さん」

[メイン] 桜 衣乃 : 「あ、はい了解で……おや?」

[メイン] 狭山顕秀 : 「……んん?」
青山の言葉に足を止める。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「お会計、お願いします~♪」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 手を合わせる

[メイン] 狭山顕秀 : 笑顔がやや引きつって。

[メイン] 狭山顕秀 : 「………っしょーがねえなぁ~~~!!!!」

[メイン] 桜 衣乃 : 「わあ~~!流石ですっ!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「やった♪」

[メイン] 桜 衣乃 : 狭山にキラキラとした目を向けている。

[メイン] 桜 衣乃 : 「ありがとうございます!」
そしてそのままぺこりと

[メイン] 青山ブルーマウンテン : しめしめ、今月苦しかったので助かりました♪

[メイン] 三沢岳明 : 「…」
テーブルに残る水滴の向こうに何かを探すように睨んでいる

[メイン] 狭山顕秀 : 「あっはっは、あっはっはっはっは!!いいってことよ!!!」

[メイン] 狭山顕秀 : 半ば自棄になるように笑いながら。

[メイン] 桜 衣乃 : 「……もしかして、悪いことしちゃってます?」

[メイン] うちはサスケ : 「………フン」
と、鼻を鳴らす

[メイン] 桜 衣乃 : そんな笑い方を見つつ

[メイン] 狭山顕秀 : 「気にするな!!!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「男の方の意地を見せてくださったのですよ♪」
イノに

[メイン] 桜 衣乃 : 「それならば…ありがたくっ!」
「ふむふむ……男の意地と言う奴ですか」

[メイン] 狭山顕秀 : 男は高らかに笑いながら。

[メイン] 狭山顕秀 : その草臥れた財布からは少しばかり不釣り合いな量の紙幣から何枚か見繕い、去っていった。

[メイン] 狭山顕秀 :  

[メイン] 狭山顕秀 :  

[メイン] GM : 数日後。

[メイン] GM : 狭山との約束通り、あなた達は彼の車に乗り廃墟へと向かう。

[メイン] GM : 車内では和やかな雰囲気であったが、やはり狭山は念を押すように──。

[メイン] GM : 「家の中には入るな」──そう繰り返していた。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : がたん、とブレーキがかかる。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 傘を差す

[メイン] 桜 衣乃 : 「わわっぷ……」

[メイン] 桜 衣乃 : そのブレーキに体が倒れそうになる。

[メイン] 狭山顕秀 : 「おあっ……とちょっと天気悪いな……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 車を降り、空を見上げる

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ですねぇ」

[メイン] 狭山顕秀 : 雨は降りしきっている。
……どこか不穏さをにじませて。

[メイン] 桜 衣乃 : 「ぐえ~、いたたた……あ」

[メイン] 桜 衣乃 : 額を抑えつつ、車から出ようとしたところで

[メイン] 三沢岳明 : 「まるでホラー映画だな」
ぼそりとつぶやく

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ふふ、ホラー映画、ですか」

[メイン] 狭山顕秀 : 「ああ、ごめんごめん……あー、傘後ろに乗せてるから使っていいよ!」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……傘、忘れちゃいました…って、おお!」

[メイン] うちはサスケ : 急激なブレーキにも特に動じる事無く、そのまま車から出る

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「おっとっと、大丈夫ですかイノさん?」

[メイン] 桜 衣乃 : 「えへへ、アイドルですからこのくらいっ!」

[メイン] 桜 衣乃 : そうは言いつつ額をさすっている。
よほど痛かったのだろうか。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ふふ、なぁるほど…アイドルは評判通り、元気一番ですね~」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : その様子をニコニコしながら見守る

[メイン] 狭山顕秀 : 「大丈夫かぁ? ……さーて、とっとと終わらせちゃいますかね」
そそくさ、と狭山は家の近くへと走っていき、作業を始める。

[メイン] 狭山顕秀 : その背中からは、“はやくかえりたい”という意志がひしひしとにじみ出ていた。

[メイン] 桜 衣乃 : あわわ…!とか言いつつ雨に打たれながらも後ろの傘を取り出して、雨から身を守る。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……行っちゃいましたねぇ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 一定リズムで傘と雨が当たり、大きめの音が耳に鳴り続ける。

[メイン] 三沢岳明 : 「見ていなくて大丈夫なのか…」
追えるまでは目で追う

[メイン] うちはサスケ : 雨に打たれても動じる事はせず、そのまま顕秀を見続ける

[メイン] system : [ 桜 衣乃 ] ツナガリの数 : 0 → 1

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「さぁ……どうでしょうかねぇ……?」

[メイン] GM : ──家の外観。
ボロボロの外壁には蔦が這い、庭は草が伸び放題。

[メイン] system : [ 青山ブルーマウンテン ] ツナガリ : 1 → 2

[メイン] GM : 何と無しに目でそれらを追っていると──。

[メイン] GM : 突然、胸を締め付けられるような感覚に襲われる。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「っ………!?」

[メイン] GM : 嫌悪、怒り、恐怖。

[メイン] 桜 衣乃 : 「………っ、あ…え…っ?」

[メイン] GM : それらがないまぜに混ざり合い、胸に飛び込んできたような──不愉快な感覚。

[メイン] 三沢岳明 : 「………!」
これは…いつものとは違う…!

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 突如湧いて出てくる、得体のしれない謎の感情に、さすがの青山も困惑する。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 胸のあたりをぎゅっと握りながら、耐えようとする

[メイン] 桜 衣乃 : 思わず、胸を押さえつける。
膝を曲げる。
座り込む。
その感情に耐えようと。

[メイン] GM : 不快感を抑え込もうと、視線を外すと。

[メイン] うちはサスケ : 「………これは」
冷や汗は垂らさず、しかしその眼は確かに細まる

[メイン] GM :
狭山が、廃墟のドアを開けていて。

[メイン] GM :
呆然とした表情で、あなたたちへと声を掛ける。

[メイン] 狭山顕秀 :
      ・・・・
「み、皆──そんな所で何してんだ!?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……………はい?」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……うぅ……え?」

[メイン] 三沢岳明 : 「…!?」
慌てて周囲を見渡す

[メイン] GM : ばん。大きな音が鳴って、扉は閉まる。

[メイン] GM : 気が付けば。

[メイン] GM : あなたたちが居る“そこ”は。

[メイン] GM : “廃墟の中”だった。

[メイン] GM : ◆序章(ウラ)侵蝕:-
「……お前、こんなとこで何してんだ?」
そう呼びかけながら、狭山が廃屋に入った次の瞬間──廃屋に入っていたのはあなたの方だった!
奇妙、いや、意味不明ともいえる状況があなたを襲う。
しかし、疑いようもなく、自分は、暗く、かび臭い家の中にいる。
「何があっても、入るんじゃねえぞ」
狭山の忠告が、頭の中でこだまする……。

→第1章(オモテ)へ

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「なっ………!?」

[メイン] 桜 衣乃 : 「何を言って……え?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「これは、一体………?」

[メイン] うちはサスケ : 「……!」
急激な周りの変化に瞬時に警戒度を最大限まで引き上げる

[メイン] 桜 衣乃 : 足だけで座り込んでいた。はず。

[メイン] 三沢岳明 : 「…まんまと」
二の句が継げない

[メイン] 青山ブルーマウンテン : イノ、サスケ、三沢の姿を確認しようとする。

[メイン] 桜 衣乃 : しかし、いつの間にか辺りは木々や車があったところではなくなっている。

[メイン] GM : 確かに、先ほどまで狭山の後ろ姿を見ていたはずだ。
確かに、先ほどまで狭山を外から見ていたはずだ。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : いる。

それに手には、傘。

[メイン] GM : しかし今。
現に今、こうしてあなた達は。
“ここ”に、いる。

[メイン] 桜 衣乃 : 「……これは、いったい…」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 私は、私達は、"確か"に、廃墟の外にいた。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 何故…………?

[メイン] 桜 衣乃 : 余りの突拍子のなさに、傘を落としてしまう。

[メイン] 桜 衣乃 : 「え、皆さん…私たちって、外にいましたよね!?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「…………皆さん、大丈夫ですか」
一先ず声をかける

[メイン] うちはサスケ : 男の頬に水滴
…この頬の濡れは雨ではない
冷や汗だ

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ええ」

[メイン] 桜 衣乃 : 慌てて、他の人に安否も含めてそう尋ねる。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「私達は、外で待機しておりました、これは間違いありません」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 傘を閉じる

[メイン] 三沢岳明 : 「ああ」
かなり時間が空きながらも返事を返す

[メイン] うちはサスケ : 「そうだ、オレたちは外にいた」

[メイン] 桜 衣乃 : 「私は大丈夫ですけど…でも、なんで…」

[メイン] 桜 衣乃 : 落とした傘を拾い、閉じようと。
しかしうまく閉じれない。
……動揺から、だろうか。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : "この状況"に、慣れていそうな雰囲気を醸し出すサスケ、三沢の方へ視線を向ける

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「………」
無言で語りかける、私達は今……危険だ、と。

[メイン] 三沢岳明 : 「とりあえず、ここから出る手段を探す」
そういって準備していた装備を密かに取り出す

[メイン] うちはサスケ : 「……さて」
と、思い口を開きこう尋ねる
「オレ達は入ってはいけないと言われた廃屋にいるが、どうするべきだと思う?」

[メイン] 桜 衣乃 : 「…! 何かあるんですか?」
何かを取り出すしぐさを見て

[メイン] 桜 衣乃 : 「それはもちろん…ここから出ること、じゃないですか…?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……素直に出られればのお話、ですけどね」

[メイン] 三沢岳明 : 「それを今から試す、廃墟なら最悪壊してということも可能だろう」
探索ならあとから一人でもできる

[メイン] 桜 衣乃 : 「う…ということは、出れないかも…という事ですか……?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「さぁ……どうでしょう」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ですが、この場合はですね……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「"意図"を探るのが、一番ですよ♪」
安心させるように、イノに笑ってみせる

[メイン] 桜 衣乃 : 「意図、ですか?」
気味の悪さに腕をさする…が、その微笑で少し落ち着き。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ええ、落ち着いて対処していきましょう……」
ぐるりと見渡す、焦りの汗が頬を伝りつつも

[メイン] 青山ブルーマウンテン : その口角は

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 少しばかり

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 上がっていた。

[メイン] 青山ブルーマウンテン :  

[メイン] 青山ブルーマウンテン :  

[メイン] 青山ブルーマウンテン :   

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ◇第1章(オモテ)侵蝕:2
玄関の傍にあるドアを開け、あなたはリビングへ足を踏み入れる。
ソファー、テーブル、テレビが置かれた大きな部屋だ。
その一角で、電話機が鳴り響いている──電気は通っていないはずだが出てみるべきか。
それともいっそ鳴らないように部品を外してしまうべきか……。

▼単発生
①電話に出る
 侵蝕2点/幕間の追加

②鳴らないように操作する
 判定:頭脳

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 第一章に入る前に!

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 発狂を宣言します

[メイン] system : [ 青山ブルーマウンテン ] 侵蝕 : 5 → 7

[メイン] system : [ 桜 衣乃 ] 浸蝕 : 2 → 4

[メイン] GM : はぁい!この辺り含めて解説致します!

[メイン] 桜 衣乃 : 発狂します……が、解説どうぞ!

[メイン] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 7 → 9

[メイン] 三沢岳明 : これは浸食を2あげればいいのか?

[メイン] GM : イエス!まさしく!

[メイン] system : [ 三沢岳明 ] 侵蝕 : 3 → 5

[メイン] GM : 強制的にここに書かれた値…今回は2ですね、それだけ上がる事になります

[メイン] GM : シナリオ中強制的に侵蝕が上がったその時……プレイヤーは発狂するかどうかを任意で宣言する事ができます。

[メイン] GM : 発狂をすると、判定ダイスが増えたり、特殊能力が使えるようになったりと色々ありますが…

[メイン] GM : 一番大きいのは、「真相」を知れる事!これが大きい!

[メイン] GM : 「真相」は文字通り物語の真相……の断片となります。怪異の正体や、原因などを知る事が出来ますが全てではない。

[メイン] GM : 正体“だけ”だったり、対処方“だけ”だったりなんですね。

[メイン] GM : 発狂は侵蝕がシナリオによって強制的に上昇した時しか行えないので……今発狂するかどうか、とりあえずの選択となりますね

[情報] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 9 → 8

[情報] system : [ うちはサスケ ] お守り : 0 → 1

[メイン] 青山ブルーマウンテン :  

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 青山の脳に"字"の嵐が巻き起こる。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : あらゆる舞台、シチュエーションの作品を見てきた、創ってきた彼女だからこそ。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : この状況に対し、不思議の可能性という型が、"知恵"により浮彫となっていく。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : それは真実ではない、あくまで彼女の"想像"に過ぎない。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : それでも彼女は確信する、この状況は……そうだ。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ふふふ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 小さな笑いが零れる。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ああ、知りたい。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : この"妄想"、が果たして"真実"なのか。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : もう止められない、好奇心という名の化物が私の中で暴れ回って仕方ない。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい知りたい。

[メイン] 青山ブルーマウンテン :  

[メイン] 青山ブルーマウンテン :  

[メイン] 青山ブルーマウンテン :  

[メイン] 青山ブルーマウンテン : では全部の真相開示お願いします。

[メイン] GM : 了解しました、それでは

[メイン] system : [ 青山ブルーマウンテン ] 侵蝕 : 7 → 13

[メイン] 青山ブルーマウンテン :  

[メイン] 青山ブルーマウンテン : おっといけないいけない。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 興奮してしまいました。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 自制しなければ。ええ、自制自制。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 好奇心に突き動かされてしまっては、命がいくつあっても足りませんから。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : そう心の中で呟き、錠剤のタブレットを飲む。

[メイン] system : [ 青山ブルーマウンテン ] 薬 : 3 → 0

[メイン] system : [ 青山ブルーマウンテン ] 侵蝕 : 13 → 7

[メイン] system : [ 青山ブルーマウンテン ] 侵蝕 : 7 → 5

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 : なんだか寒いんです。

[メイン] 桜 衣乃 : 恐怖で心が凍えるとでも言うんでしょうか。
伝わって伝わって、体まで、冷えついている気分で。

[メイン] 桜 衣乃 : 体が冷えた時、どうすればいいんでしょう。
毛布を被って温まる?

[メイン] 桜 衣乃 : じゃあ

[メイン] 桜 衣乃 : 私のとっての毛布は

[メイン] 桜 衣乃 : どこにあるんですかね?

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 : いえ

[メイン] 桜 衣乃 : 見つけました❤

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] system : [ 桜 衣乃 ] 浸蝕 : 4 → 2

[秘匿(GM,匿名さん)] system : [ 三沢岳明 ] 侵蝕 : 5 → 11

[秘匿(GM,匿名さん)] system : [ 三沢岳明 ] 侵蝕 : 11 → 8

[メイン] GM : ──玄関のすぐ隣。
その扉は鍵が掛かるでもなく、簡単に開いた。

[メイン] GM : そこは広い部屋だ。
ソファ、テーブル、テレビの置かれたそこは……リビングだったのだろう。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ここへ閉じ込められた"意図"を探るべく、青山は部屋の中へ静かに入っていく。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……少し埃っぽいですねぇ」

[メイン] 桜 衣乃 : 「っ、うう……中は…普通…なんですかね」
腕をさすりながら、部屋に入っていく

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 当然、電気も通っていない。外も雨ということもあり、薄暗くジメジメしている。

[メイン] 桜 衣乃 : その冷えたのは、温度だけの原因ではないだろう。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「そうですねぇ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 辺りをキョロキョロと見渡すも……特にこれといって目ぼしいものはない

[メイン] 桜 衣乃 : 辺りを見回す。
きょろきょろとしているその姿は警戒よりも、恐怖の表れで。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……大丈夫ですかイノさん?」
寒さに震えているように見えて

[メイン] 桜 衣乃 : 「玄関も開きませんでしたし……なんだか、誰かが閉じ込めてるような……」

[メイン] 桜 衣乃 : 「あ、はい……その……」

[メイン] 桜 衣乃 : 温もりが欲しい。

[メイン] 桜 衣乃 : 「ちょっと、体が冷えちゃったみたいなので……手、握ってもらっても…大丈夫でしょうか?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 少し様子がおかしい
……青山が言えたことではない、が

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ええ、どうぞ♪」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 手を差し出す

[メイン] 桜 衣乃 : 「ありがとうございます……」

[メイン] GM : その時。

[メイン] GM : 電子音が響く。
ぷるる、ぷるるるる。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「………!」

[メイン] 桜 衣乃 : その手を握る。
肌から伝わる温もりは、確かに恐怖で固まった心が少しずつほどけていく。

[メイン] 桜 衣乃 : 「……ひゃぅっ!?」

[メイン] GM : 電話が、鳴る。
ここは廃墟のはずだ。
電気など、通っていないはずだ。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……………ここ、電気通ってないですよね」

[メイン] 桜 衣乃 : びくっ!と体を震わせる。

[メイン] 桜 衣乃 : 「……は、はい…だって、廃屋…ですから」

[メイン] 桜 衣乃 : そう言って、青山の方へと無意識に体を寄せる。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ……こんな状況下だからこそ、人の温もりを感じたくなるのは、当然と言えば当然でしょう。
でも、この子は"何か"が違う、そんな予感がする。

[メイン] 桜 衣乃 : 「……サスケさんや、岳明さんはまだ戻られていないのでしょうか……?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : その正体

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 知りたい。

[メイン] うちはサスケ : 「何の音だ」
音を聞きつけ、玄関から戻ってくる

[メイン] うちはサスケ : しかし、その服装は先ほどまでの西洋の服装とはまた別、黒を基調としたマントに包まれている

[メイン] 三沢岳明 : 「どうした」
かなりの速さだが息一つ切らさず入ってくる

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……いえ、この電話が突然…… ……!?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : サスケの変わった姿に、目を見開く

[メイン] 桜 衣乃 : 「あ…!電話が、突然鳴って……ふぇっ!?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「え……?……いつの間にお着換えなさったのですか……?」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……サスケさん、ですよね?」
どこか服だけでなく雰囲気も変わったような彼を見て

[メイン] うちはサスケ : 「ついさっきだ」

[メイン] 三沢岳明 : 「ん?ああそうだな」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……………」
イノさんだけではない、サスケさん、そして……三沢さんからも感じる、"違和感"。
先程までの彼らとは、違う、決定的に何かが違う。

[メイン] うちはサスケ : 「この状況、自らが動きやすい服装に着替えておき最悪に備えるべきだろう」
と、ありきたりな事を口にする

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ああ、知りたい。この違和感の正体……知りたい……!

[メイン] 桜 衣乃 : 「な、なるほど……なんだか、落ち着いていらしていますね……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……なるほど、この状況を予期しておられたと」

[メイン] うちはサスケ : 眼を細めて、2人を見る
……日常に近い存在か

[メイン] 青山ブルーマウンテン : サスケの経歴に興味を抱きつつも……まず対処すべきは……。

横目で、今もなおジリジリと鳴り続ける電話を見る。

[メイン] 桜 衣乃 : 見れば、周りの人は皆落ち着いている。
この状況に対して怯えているのは見かけでは自分だけ。

[メイン] 桜 衣乃 : その考えが、また自分を凍らせる。

[メイン] うちはサスケ : 「予期していたわけではないが……この状況は『慣れている』」

[メイン] 三沢岳明 : 捨てられた薬の包装紙を見て一瞬固まり、それを密かに拾い上げて処理する

[メイン] 桜 衣乃 : 「まだ鳴ってますぅ…」

[メイン] 桜 衣乃 : 冷たいなら温かいものが欲しいんです。
それはアタリマエ。

[メイン] 桜 衣乃 : ぎゅっと、青山さんの手を握りながらそうつぶやく。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……では慣れておられるサスケさん」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「いかが致します、これ?」

[メイン] うちはサスケ : 「何だ?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 電話を目で差す

[メイン] 三沢岳明 : 同じく目でどうする?と促す

[メイン] うちはサスケ : 「………成る程」

[メイン] うちはサスケ : そう言い、納得した後電話に近付き電話を取る

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「おや」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……このままにしていても鳴りやみそうにないですからね、とってしまった方が……あれ」

[メイン] うちはサスケ : 面白い、罠だと分かっていても進まなければならない

[メイン] GM : がちゃり。

[メイン] うちはサスケ : それに───興味深い

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「電話線を切るという手段もありましたが……ふふ、ふふふ……なるほど」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ああ、この方……いいですねぇ……!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :
「もしもし、わたし■■■■。
 いま、おうちの近くの交差点にいるの」

[メイン] GM : それは、少女の声。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 電話口から漏れる音を聞く。

[メイン] GM : 名前は、ひどいノイズがかかる。

[メイン] GM : ◆第1章(ウラ①)侵蝕:-
受話器から小さな女の子の声が聞こえる。
「もしもし、わたし■■■■。いま、おうちの近くの交差点にいるの」
名前の部分は、ひどいノイズで聞き取ることができない。
あなたの脳裏に、一瞬、映像のようなものがよぎる。
それは誰かの視点だ。
視界の主は、外の交差点からこの家を見詰めていた……。
背筋に、言いようのない悪寒が走る。

→第2章(オモテ)へ

[メイン] うちはサスケ : 少女の声に動ずることも、名前が聞き取れなかった事にも動ずることがなく淡々と聴き続ける

[メイン] 桜 衣乃 : 声が、聞こえる…?
まるで聞いたことないような、聞いたことがあるような。
ノイズが掛かっていてよくわかりません…。

[メイン] うちはサスケ : しかし…一瞬だけあった視界の違和感にのみ僅かに顔を顰める

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ああ、これはこれは……この言いっぷり、聞き覚えがありますねぇ。

[メイン] 三沢岳明 : まさにあの都市伝説そのままだな
ということは…

[メイン] うちはサスケ : 誰だ?誰がここを覗いている?そう思いつつ
「気に入らんな」
と、一言だけ口にする

[メイン] 桜 衣乃 : 「今聞こえたのって、誰の…?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ふふ、そうですね」

[メイン] 三沢岳明 : 「メリーさんだな」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : おっといけない、笑いを漏らしてはいけませんよ青山。

[メイン] うちはサスケ : 「都市伝説だったか」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ええ、その通りです」

[メイン] 三沢岳明 : 「本物か模倣犯かは知らないがこれ以上電話に応じることは避けるべきだろう」

[メイン] 桜 衣乃 : 意味不明、理解不能、通りが立っていない。

[メイン] 桜 衣乃 : それは寒い。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「メリーさんの都市伝説……自分の居場所を電話で伝え続け、そして最後には……」

[メイン] 桜 衣乃 : 「都市伝説…」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「『あなたの後ろ』」

[メイン] 三沢岳明 : 「あなたのうしろにいますってか」

[メイン] 桜 衣乃 : 「ひゃうっ……!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 三沢と同時に言う。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : そして、三沢に頷く。

[メイン] うちはサスケ : チャキ、とコートの中の武器を密かに背後に向ける
……警戒するに越した事はない

[メイン] 桜 衣乃 : その言葉にまた、驚いて。

[メイン] 桜 衣乃 : 「う、ぅうう…脅かさないでくださいよう」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ふふ、すみません」
イノの方に

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……さぁて、悪戯かどうか判断するには……情報が足りませんね」

[メイン] 三沢岳明 : 「漫画や映画じゃねえんだ…なんて言える状況ならこんなに脅かしはしなかったんだがな」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ええ、その通りです」

[メイン] 桜 衣乃 : そう言って縮こまる姿は最初の明るい元気な姿とはまるっきり違う、

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「私達は既に怪奇現象の中にいます」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……現に、掛かっている……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 淡々と話しながらも、どこか楽しげに

[メイン] うちはサスケ : 「故にやることとなれば……ここから脱出することだ。一刻も早く、な」

[メイン] 桜 衣乃 : 「早く…脱出したいですっ…!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ええ、そうですね、脱出、その通りです」
合わせる。

[メイン] 桜 衣乃 : そう言ってまた、強く手を握りしめる

[メイン] うちはサスケ : しかしその言葉の裏で、こうも思っている
─────今回はどうなる?との好奇心も

[メイン] 桜 衣乃 : ああ、暖かいです。
誰かと触れ合うのは、気持ちがよくって……溶かされちゃいます。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……大丈夫ですよ、安心してくださいイノさん♪」
微笑みつつ

[メイン] 桜 衣乃 : 「えへへ…ありがとうございます、お優しい方です」
その笑いに、それでもアイドルスマイル。

[メイン] 三沢岳明 : 「玄関が開かないとなると…探すのは原因の根本か…」
腕を組みつつ壁によりかかる

[メイン] 桜 衣乃 : 「……怖いですけど…この家の中、探してみませんか?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 三沢に、笑みを見せる

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「"危険"ですよ?」
試すように、そう言ってみる

[メイン] うちはサスケ : だからこそ『オレ』がすべき事は……『長くここにいて全てを解き明かし、生きて帰ることができるか、日常に帰れるか』
そう思い眼を細める

[メイン] 桜 衣乃 : 「いえっ…危険ではあると思います、こわいですし、”寒い”んです」

[メイン] 三沢岳明 : 「このままの方がよほど危険だ」
特に感情も見せずに返す

[メイン] 桜 衣乃 : 「でも、皆さんがいてくれるなら……なんとか、進める気は…するんです」

[メイン] 桜 衣乃 : だってほら。

[メイン] 桜 衣乃 : この人もあの人もみーんなみんな、頼りになって”暖かい”んですから。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ふふ、ふふふ、なるほどなるほど、イノさんにサスケさん、三沢さんはこういったお方なんですね……
……ええ、伝わりました。

"私と同じもの"を秘めていることが。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……分かりました、では探索と行きましょうか♪」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……は、はいっ…!」

[メイン] 桜 衣乃 : 今ある限りの元気を振り絞って、出た声。

[メイン] うちはサスケ : 「………行くぞ」
無言で進む

[メイン] 三沢岳明 : 「…」
青山に不信の目を向けつつ進み出す

[メイン] 青山ブルーマウンテン :  

[メイン] GM : 一同が進もうと、一歩踏み出したその時。

[メイン] GM : くらり。

[メイン] GM : 意識が、ほんの僅かに揺らぎ。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ◇幕間①
「ねえ、知ってる?」突然、聞き覚えのない少年の声が鮮明に聞こえる。
「あの交差点で死ぬと、メリーさんになるんだよ。
 メリーさんは1人が寂しくて、おうちの人を皆連れて行くんだって。
 連れていかれないためにはね──」
 
そこで、ふつりと声は止んだ。

→??

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ──白昼夢。
そのような感覚に、襲われた。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ここでGMからのアナウンス
章と章の間、プレイヤーは幕間というものを作る事が出来ます。

[メイン] GM : 幕間はシナリオのシーンとシーンの間の…道中シーンとか、交流シーンとかそういう感じのものですね!

[メイン] GM : ここでツナガリを増やす事が出来ますので、ガンガン作っていきましょう!
1つの幕間シーンって形にして処理だけ個々でやる、でも大丈夫ですよ~

[メイン] GM :  

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 幕間「廃の灰」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 一同は廃墟の中を歩く、ぎちりぎちりと、木材の床が傷む音を軋ませながら。

[メイン] 桜 衣乃 : その音に一々反応して、縮まっている。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 青山はイノの手を握りつつ、視線を三沢へ向ける。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : この方は、おそらくは……私と同類に近いものを秘めている……。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 貴方はきっと、私と同じ結論に考え至っているはず。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 貴方なら、どう"選択"するのですか?ふふふふ

[ツナガリ] system : [ 青山ブルーマウンテン ] ツナガリ : 2 → 3

[メイン] 桜 衣乃 : そんな何かを秘めているような様子の青山とは対照的にイノは物音一つ取っても怯えている。

[メイン] 桜 衣乃 : 「う、うう……けむたいし、暗いですね…
皆さんは平気なんですか…?」

[メイン] 三沢岳明 : 「今のところは直接的な危害はない…むしろこの状況が動いた時が危険だろうな」
先をライトで照らしつつ答える

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ええ、私は問題ありませんよ~」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「そして、そうですね……」

[メイン] うちはサスケ : 「………この程度は慣れている」
一瞬だけ謎の赤い眼光で暗闇の部屋を視認した後、そう答える

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「私達は今、ギリギリの状況にいるでしょう、ええ、ええ」

[メイン] 桜 衣乃 : 「ほええ………ギリギリ、ですか」

[メイン] 桜 衣乃 : 落ち着いてその返事を返す様子に…
皆さん慣れているようですけど…凄いですね、私は誰かに寄り添わないと立つことすら難しいかもしれません…

[メイン] 桜 衣乃 : でもやっぱり。

[メイン] 桜 衣乃 : 物足りない。

[メイン] 桜 衣乃 : 「……あ、あのぅ!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : イノの方を向く

[メイン] 桜 衣乃 : 「ちょっともよお……もとい、お花摘みに行ってもよろしいでしょうか…?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「あらあら……」

[メイン] 桜 衣乃 : くい、と青山の腕を引っ張りつつも。

[メイン] 三沢岳明 : 「…(どうする?)」
サスケの方に目を向ける

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ふむ、1人の状況になるのは、よくありませんね」
引っ張られる腕に反応し

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「心配ですので、私もついていかせてもらいますね♪」

[メイン] 桜 衣乃 : 「えへへ…すみません、一人じゃ心細くって」

[メイン] うちはサスケ : 「(放っておいて構わんだろう。何かできるともオレは思っていない)」

[メイン] 桜 衣乃 : ぱぁ、と顔をほころばせて。

[メイン] 桜 衣乃 : 「ありがとうございますっ!」

[メイン] 桜 衣乃 : と少し、駆け足で……別の廊下へと。

[メイン] 三沢岳明 : その背後、正確には青山の背中に不信の目を向けつつ見送る

[メイン] 桜 衣乃 : そして、二人が見えなくなったところ…

[メイン] 桜 衣乃 : そう、丁度二人っきり。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……おや?イノさん?お手洗いはまだ先ですよ?」

[メイン] 桜 衣乃 : まだ廊下の途中なのに、足を止める。

[メイン] 桜 衣乃 : 「……青山さん、ええっと…」

[メイン] 桜 衣乃 : 「私、こわいんです」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ええ、そうですね」

[メイン] 桜 衣乃 : 「こんな状況、理不尽のような場所で……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「そうですねぇ」
淡々と返事をする、イノの意図を探るのに集中する。
この子は、別にトイレに行きたいわけじゃない、そんなこと、すぐに察知した。

[メイン] 桜 衣乃 : 「何が起こるかわからない……一切見当もつかないんです。ここの場所や、怪奇現象も全て。」

[メイン] 桜 衣乃 : 「だから、」
そうじゃなくって
「……でも皆さんは冷静そうで、」
言葉なんていらない
「なんでそういう態度を取れるのかもまた」
寒いから
「こわくって」
暖めたくって

[メイン] 桜 衣乃 : 体が、動く。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ん?」

[メイン] 桜 衣乃 : 思わず抱きしめて。

[メイン] 桜 衣乃 : 「私は、寂しいんです…」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「おっと……?」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……なんだか、ここで何もかも知れない、それでいて怯え続けるのが…」

[メイン] 桜 衣乃 : 「とってもとっても寂しいんです」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「イノさん」

[メイン] 桜 衣乃 : 「はい」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「要領を得ません♪」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「何が目的ですか?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「お手洗い、行きたいわけじゃなかったんですよね?」

[メイン] 桜 衣乃 : 「寒いんです」
にっこり。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「はい、それで?」
教えてください、あなたの本性。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 隠さないでください。

[メイン] 桜 衣乃 : その笑顔は、なぜだかわからない。
でも嬉しそうに、楽しそうに。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 青山もまたにこにこと笑いながら。

[メイン] 桜 衣乃 : 「だから私は」

[メイン] 桜 衣乃 : 「触れあいたいんです
求めたいんです
助けてほしいんです
光を求めるんです」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ふぅん」

[メイン] 桜 衣乃 : ぴと、と青山の顔に手を付ける。

[メイン] 桜 衣乃 : その手はとても、冷たくて。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : へぇ、この子は。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : そうですか、ふふ、なるほど。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : また1つ、知れました。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : イノの手を受け入れ。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : にこりと笑う。

[メイン] 桜 衣乃 : 「ほら……凍えているんです」

[メイン] 桜 衣乃 : 「でも、青山さんの顔は、肌は、熱は、とても暖かい」

[メイン] 桜 衣乃 : 「だからあなたで、私を温めてほしいんです。」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「へぇ……そうですか……」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……でも、ですね」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 貴女がそれを選択するのなら

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 私は拒みません、だって私……色んなもの、見てみたいですから
小説家、ですから♪

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「どうぞ、ご自由に♪」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……私は…ええ」
安心させてほしんです。
満たしてほしんです。

[メイン] 桜 衣乃 : そのまま。

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 : 情愛を青山さんにしました

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 : ああ、この時は。
寒さも恐怖も何もかも。
快楽で塗りつぶせるんです。

それは刹那的、心を通わすことのないモノ。

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 : その真実は、イノを安心させるにはまだまだ、ほど遠い。

[メイン] 桜 衣乃 : 温かさも足りない、もっと欲しかったです。

[メイン] 桜 衣乃 : でも押さえつけないと、せめて今は。

[メイン] 桜 衣乃 : 「ありがとうございました、青山さん
あなたが…見たものは、間違いなく…正しいと思いますよ」

[メイン] 桜 衣乃 : にっこり、笑いかけて。

[メイン] 桜 衣乃 : そのまま。

[メイン] 桜 衣乃 : 次の熱を求めに。

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 一行が探索を続けると、上の階へと上がる為の階段があった。

[メイン] GM : ……階段を上り、廊下を見渡せば、軽く開いた扉がある。

[メイン] 三沢岳明 : 「…」
どう考えても罠、だが…

[メイン] GM : ◇第2章(オモテ)侵蝕:2
2階に上ると、1つの部屋のドアが開き、光が漏れている。
見ると、棚に置かれたおもちゃの電話が、ダイヤルの部分を赤と青に点滅させている。
これは……もしかして「鳴っている」のか?
突然、言い様のない異常な好奇心が、あなたの胸を激しくかき乱す。

▼単発生
①電話に出る
 侵蝕2点/幕間の追加

②好奇心に耐える
 判定:精神

[メイン] system : [ 三沢岳明 ] 侵蝕 : 8 → 10

[メイン] system : [ 青山ブルーマウンテン ] 侵蝕 : 5 → 7

[メイン] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 10 → 12

[メイン] GM : ドアを覗けば──煌々と、部屋の中央で光る玩具が1つ。
それは、玩具の電話。

[メイン] うちはサスケ : 扉を見つめ、光る電話に気がつく

[メイン] うちはサスケ : 「棚に置かれている電話が点滅している。誘っているようだ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ふぅ…… ……どうしますかぁ?」
少し艶めきながらも、サスケの方を向く

[メイン] 三沢岳明 : 「付き合う必要はないだろう」
予想通りと言えば予想通りの光景…煽るような青山の言葉を遮るように言う

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「へぇ……そうですか」

[メイン] うちはサスケ : 青山の艶めきには目も暮れず、1人思考する

[メイン] 桜 衣乃 : 「とはいえ、また、ですか」
臆する様子はなく…むしろ最初の元気を取り戻したかのように。

[メイン] 三沢岳明 : 「今更言うまでもないが都市伝説の流れに則るとすれば…」

[メイン] 三沢岳明 : 「出れば出るだけ不利になる」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 明らかに、鳴るはずの無いものが鳴るのを見て
内なる好奇心が、脳を支配していくのを感じる。

[メイン] うちはサスケ : ……リスクを冒すべきか、安全を取るべきか
思考の渦に耽る

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「そうですねぇ……死地へ踏み入れることとなりますからねぇ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ただ……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ここまで私達は何も得ておりません」

[メイン] 桜 衣乃 : 「でもですね、三沢さん
このまま進んでいても、何も変わりありませんよ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「唯一得られる情報は……たったこれだけです♪」
鳴り続けるおもちゃの電話を見る

[メイン] 桜 衣乃 : 「それであれば、何かを得るということも必要だと思います!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「では私から1つ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「最悪のパターンをお話しますね♪」

[メイン] うちはサスケ : 「話せ」
淡々と、いつもと変わらず

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「私達はこのまま電話を取らない、他の場所へ移動し、また鳴る電話を見ても、取らない」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「その選択を取り続けた場合……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「その連鎖から、延々と逃れることができず」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「───────一生、ここで暮らすことに♪」

[メイン] 桜 衣乃 : 「あはは…そんな事、ありえないと思いたいですけど!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ええ、これはあくまで仮定のお話ですから~」

[メイン] うちはサスケ : それもまた臨むところ、とも言いたいが…家族もいる
ここは好奇心に身を任せるべきか?

[メイン] 桜 衣乃 : 今はちょっとだけ勇気が出ている。
空回りの勇気?それでもいいけど。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「取らないという選択肢が功を制することもまた、無きにしも非ずです~」

[メイン] 三沢岳明 : 「なら人にやらせずお前がとってみたらどうだ?」

[メイン] 三沢岳明 : 「俺にはまるでお前が自分から厄介ごとに首を突っ込みたがっているように見える」

[メイン] 三沢岳明 : 「いやあるいは…何が起こるか知っているのか」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「…………ふふ、聡明なお方ですねぇ、何もかも見通しているような、自信に満ちた口振り」

[メイン] 桜 衣乃 : ………”知れた”
その安心感もあるだろう。
今は至極落ち着いていて。

[メイン] うちはサスケ : 「………」
周りを見渡す…おそらく、この3人は既に何らかの形で物事を知れている

[メイン] うちはサスケ : ふと、あの時のビジョンを想起する
電話を取った時に起きたあの視界共有
……アレを上手く使えば

[メイン] うちはサスケ : 「いいだろう。オレが電話に出る、それでいいな?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「まぁっ……!よろしいのですか? ……是非!」

[メイン] 桜 衣乃 : 「危険ではありそうですが…お願いします!」

[メイン] 三沢岳明 : 「無理はするな…煽られて応える必要はないぞ」

[メイン] うちはサスケ : 「『慣れている』…それに少なくとも女子供にこの様な役割を押し付ける訳にもいかんからな」
「アンタは取りたくない以上、オレがやるしかあるまい」

[メイン] うちはサスケ : そう言い電話を取る

[メイン] GM : がちゃり。

[メイン] GM :
「もしもし、わたしメリー。
 いま、おうちの前にいるの」

[メイン] GM : ◆第2章(ウラ①)侵蝕:-
まるで本物の電話のように、受話器から小さな女の子の声が聞こえる。
「もしもし。わたし、メリー。いま、おうちの前にいるの」
そう言うと電話は切れ、玄関ドアの閉まる音が響き──次の瞬間、突然廃屋の中は暗闇に包まれた。

→第3章(オモテ)へ

[メイン] system : [ 青山ブルーマウンテン ] 侵蝕 : 7 → 9

[メイン] system : [ 三沢岳明 ] 侵蝕 : 10 → 12

[メイン] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 12 → 14

[メイン] system : [ 桜 衣乃 ] 浸蝕 : 2 → 4

[メイン] GM : 声が聞こえたかと思うと。

[メイン] GM : ばたん、と大きな音が響いて。
──音からして、玄関ドアだろうか?
──いいや、あのドアはさっき閉まっていたはず。
──じゃあ、何が?
思考を巡らせる、そんな余地もなく。

[メイン] GM : 辺りは、暗闇に閉ざされる。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「…………!!」

[メイン] 桜 衣乃 : 「わわっ!」

[メイン] 三沢岳明 : 「…見事に藪蛇だな」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : これ、は……そうですか、もう、来てしまいましたか。ふふふ。

[メイン] 桜 衣乃 : 視界が黒に染まる。
辺りを見回しても、何も見えず……

[メイン] うちはサスケ : 「………何も言い返せんな」
そう言いつつ、心のどこかでは…

[メイン] 三沢岳明 : ライトを照らして周囲を確認する

[メイン] GM : ぱちん、とライトを付けてみれば。

[メイン] 三沢岳明 : 「…!?」

[メイン] GM : 先程まで子供部屋だったはずなのに。
“確かに2階にいたはずなのに”。

[メイン] うちはサスケ : 再び赤い眼で周りを見渡す
…………但し、マント越しに武器を構えて

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「おや……?」

[メイン] GM : そこは。

[メイン] GM : “先ほど、自分達が居た1階だった”。

[メイン] 桜 衣乃 : 「………えっ…?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……全く、目が回ってしまいますね……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 目尻を押さえながらも……これは二度目
もう、"知っている"

[メイン] 三沢岳明 : 「何かが入ってきたのは一階…扉から離れろ」
玄関に光を向けて注意する

[メイン] うちはサスケ : 再び主体を見渡す
……これらは完全に『此方側』だ

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 三沢に頷く

[メイン] 桜 衣乃 : ……怖い。怖い。
また、飲まれそうになっている。

[メイン] 桜 衣乃 : 「は、はいっ…!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 恐怖心が沸き上がりつつも、やはり途絶えない好奇心。
私の妄想と、その解は果たして一致しているのか……?

[メイン] うちはサスケ : 「………」
ホルダーのクナイでは無く、背中の刀に手を当て構える

[メイン] 桜 衣乃 : 足りない、マッチの炎じゃ足りない。
恐怖を塗りつぶす何かが欲しい。

[メイン] GM : ──くらり。

[メイン] GM : 先程感じた感覚。
そう、さっき見た白昼夢の──。

[メイン] GM : ◇幕間②
「どうすればいいの?」
あなたの口から、少女の声が響く。
目の前には、1人の少年──あなたは自分が、見知らぬ少女の記憶を追体験していることに気付く。
「逃げるしかないよ。メリーさんが入ってきたら、玄関が開くんだ。でもね──」
少年が何かを言いかけたとき、まるで慌てて引き剥がされるように、あなたの意識は廃屋へと戻ってきた。

→??

[メイン] GM : ……ぐらり、と意識が引き戻る。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「っ……!……今の……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「………」
視線を、扉のある方向へ

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……どうやら」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「"開いた"みたいですね」

[メイン] 三沢岳明 : 「肝心なところで…」
戻ってきてしまった意識に軽く毒づく

[メイン] 桜 衣乃 : 「……う、ぅう…」

[メイン] 桜 衣乃 : 頭を押さえて、うめく

[メイン] 桜 衣乃 : 「やっぱり、来たんですね…メリーさん」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ええ」

[ツナガリ] system : [ 青山ブルーマウンテン ] ツナガリ : 3 → 4

[メイン] 桜 衣乃 : これから何をされるんでしょう。
都市伝説の通り、殺される?
それは恐ろしい、こわい。
いやだ。

[メイン] 三沢岳明 : むしろ記憶を覗かれることに焦っていた…?だとするならば…

[メイン] うちはサスケ : 「…………」
拭えない違和感を感じる

[メイン] 桜 衣乃 : …………

[メイン] 桜 衣乃 : 一度だけじゃぬぐえないなら。
何度でも。

[メイン] 桜 衣乃 : 怖いのは嫌です。

[メイン] 桜 衣乃 : だから、全部忘れたいんです。

[メイン] 桜 衣乃 : 少しの間だけでも……

[メイン] 桜 衣乃 : イノの頭の中は、恐怖で埋め尽くされていた。

[メイン] 桜 衣乃 : だからこそ。
それを塗り返そうと、性欲が体を動かして。

[メイン] 桜 衣乃 : 相手の同意も得るまでもなく。

[メイン] 桜 衣乃 : そのまま。 

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[メイン] 桜 衣乃 :  

[雑談] system : [ 桜 衣乃 ] 浸蝕 : 4 → 2

[雑談] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 14 → 12

[雑談] system : [ 桜 衣乃 ] 浸蝕 : 2 → 6

[メイン] 三沢岳明 : 「ずいぶんなことになったが全員大丈夫か?」
1階でのホールにいる全員に向って話しかける

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ええ、私は何とか」

[メイン] 桜 衣乃 : 「………ん、大丈夫ですよ!」

[メイン] うちはサスケ : 「問題はない、何もな」

[メイン] 三沢岳明 : 「そうか…実は提案があるんだが」
そういって小銃を取り出す

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……!そ、それは……!?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 流石に驚く青山

[メイン] 桜 衣乃 : 軽く、顔色が良くなった顔を向けて

[メイン] 桜 衣乃 : 「そ、それって拳銃…!?」

[メイン] うちはサスケ : 「銃か……」
その目つきを鋭くして

[メイン] 三沢岳明 : 「試してみないか?もしこれが悪い夢だったら…あったかい布団の中で目が覚める」
こめかみに銃を突き付けて

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……本気ですか、それ……?」

[メイン] 桜 衣乃 : 「…え、ええ…そんな事っ、しちゃダメですよ…!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 冷や汗が首筋に伝っていく

[メイン] 桜 衣乃 : 流石に止めようと、体が三沢の方へと動いて

[メイン] うちはサスケ : 「…… 64式小銃、だったか?それは」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 青山はというと……じっと、三沢を見つめる。
一体何をするのか、知りたくて。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 止めたい気持ちと、その続きを見たい気持ちがせめぎ合っていた。

[メイン] うちはサスケ : いつも通り、淡々とした様子で尋ねる

[メイン] 三沢岳明 : 「…もしこれが現実だったら」
それらには答えず引き金に指が当たって

[メイン] 三沢岳明 : 「バン!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「っ……!!」

[メイン] 桜 衣乃 : 「………っ、あ…!」

[メイン] 桜 衣乃 : 声に、目を伏せる。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : その声に、体が跳ね上がる

[メイン] うちはサスケ : 「…………」
その流れを色の違う2つの眼で見つめる

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「………しゅ、趣味が悪いですよ~」

[メイン] 三沢岳明 : 「…そうか」
弾は廃墟のいずこへかに突き刺さっただけ
三沢は無事だった

[メイン] 桜 衣乃 : 「……ってあれ…!?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ふふ、ふふふふ、この人……面白すぎます………!!!

思わず青山の頬が緩む

[メイン] 桜 衣乃 : 「も、もぉ~…!ビックリしましたよ…!」
ぷんすかと怒っているいる

[メイン] うちはサスケ : 「無事なら何よりだ」
何にせよ、今ここで消えられるわけにはいかん

[メイン] 三沢岳明 : 「じゃあ、いくか」
そういって三沢はいつもの不機嫌そうな表情に戻った

[メイン] 三沢岳明 :

[メイン] 三沢岳明 :

[メイン] 三沢岳明 :

[メイン] GM : ──ひたり。

[メイン] GM : ひたり、ひたり、ひたり。

[メイン] GM : あなたたちの背後から、裸足で歩くような音が聞こえる。

[メイン] GM : ◇第3章(オモテ)侵蝕:3
ここにいてはいけない──心が強い焦りで満たされる。
逃げられそうな場所を探していると──あなたのスマートフォンが着信のメロディを鳴らす。
あなたはそれを手に取り、通話ボタンを押す……直前で、ギリギリ自らを抑え込んだ。
手が、勝手に動いている!!

▼単発生
①電話に出る
 侵蝕2点/幕間の追加

②手から電話をもぎ取る
 判定:肉体

[メイン] system : [ 青山ブルーマウンテン ] 侵蝕 : 9 → 12

[メイン] system : [ 桜 衣乃 ] 浸蝕 : 6 → 9

[メイン] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 12 → 15

[メイン] system : [ 三沢岳明 ] 侵蝕 : 12 → 15

[メイン] GM : ──スマートフォンの液晶が、ぱあ、と光る。
同時に振動。そして、映るは──緑と、赤のボタン。

[メイン] GM : 着信だ。

[メイン] GM : ──誰から?わからない。相手は非通知だ。

[メイン] GM : あなたは、緑の、ボタンを、押そうと──

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「………」
圏外だったはずのスマホからの、着信

[メイン] GM : ──そう、思っていないのに。

[メイン] GM : 手は、指が勝手に伸びていく。

[メイン] 桜 衣乃 : 「…………」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……そうですか……どうしても私に取らせたいんですか、電話」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 勝手に動く指を震わせながら

[メイン] 三沢岳明 : 「さっきのを見てわかった通り、原因はむしろ記憶を覗かれるのを嫌っている。」

[メイン] 三沢岳明 : 「もうとらないという手はないだろう」
苦々しい顔で青山を見つつも

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ええ、そうこなくては」
にやりと笑う

[メイン] うちはサスケ : 「同意見だ。ここまで来た以上今更引くつもりはない、そうだろう?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 知れる喜び、あの記憶の続きを。

[メイン] 桜 衣乃 : 青山の手を握る、もはや確認もしていない。

[メイン] 桜 衣乃 : 「……もう、ここまで来たら、ですからね」

[メイン] 桜 衣乃 : 根源に立ち向かわなければ、このこびりつくような寒さには到底かなわないんだ。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 三沢、サスケ、イノの顔を順々に見て、頷き

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 通話ボタンを……押す。

[メイン] 青山ブルーマウンテン :  

[メイン] GM : ◇幕間③
少年の声が、続きを語る。
「電話を3回とっちゃいけないんだ。メリーさんが、逃がしてくれなくなるから」
突然、場面が変わる。帰り道、少女は交差点に差し掛かり──左から来た車に、跳ね飛ばされる。
激痛と恐怖の中、少女は……懐から子供用携帯電話を取り出し、握りしめる。
「電話しなきゃ……わたし、メリーさんに、なれない。メリーさんに……」
異常な執念を抱えた少女の意識が闇に堕ちるのと同時に──あなたの意識は、廃屋へと帰ってきた。

→??

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ◆第3章(ウラ①)侵蝕:-
あなたの指が通話ボタンを押す。
するとスピーカーモードが起動し、スマートフォンから小さな女の子の声が響き渡る。
「もしもし。わたし、メリー」


「いま、あなたのうしろにいるの」
声が二重になる。スピーカーから響くものと、同じ声が──あなたの真後ろから聞こえる。

→終章①へ

[メイン] GM :  

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 答え合わせ。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 私の妄想と、この幻覚。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : それは、見事なまでに、笑ってしまいたくなるほど。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 一致した。

[メイン] 青山ブルーマウンテン :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ◇終章①
あなたの後ろにいたのは、5~6歳の少女だ。
頭の半分がぐしゃりと潰れ、柘榴のような赤い肉が露出している。
ボロボロの服は黒く固まった血で汚れ、左の裾から不自然に折れ曲がった腕がぶら下がっている。
それは白く濁った眼であなたを見つめると、愛らしい声で語り掛けてきた。
「いっしょにいこう……いっしょだから、さびしくないよ……?」

→??

[メイン] GM : ──ぐちゃり。

[メイン] GM : 歪んだ、潰れた、かつて人だったようなそれは──こちらを見つめて。

[メイン] メリーさん : 「……いっしょに、いこう……」

[メイン] メリーさん : 「いっしょだから、さびしくないよ……」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……………」

[メイン] GM : その風貌からは想像できないような、愛らしい少女の声で、そう呟く。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「………初めまして」
意外にも青山は
動じない、むしろにこやかに笑っている

[メイン] 桜 衣乃 : 「……あなたが、そうなんですね…」

[メイン] 三沢岳明 : 「悪いが一緒にはいてやれねえ、悪いな」

[メイン] 桜 衣乃 : 不思議と恐怖は出なかった。
それより強く出ていたのは、憐み。

[メイン] うちはサスケ : 漸く出逢えた、今回の怪異の元
ただ…オレを消すには、足りない

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「真崎茉凛ちゃん」
呟く

[メイン] 桜 衣乃 : 知った事が真実だった。
彼女の死にざまを見た。
だからこそ。

[メイン] うちはサスケ : そう思い、振り向くこともせずに刀を取り出し背後に向ける

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……だった子、ですね?」

[メイン] メリーさん : じり、じり、と“メリーさん”は近付く。
にじり寄る。

[メイン] メリーさん : 応えない。
彼女は、もう。

[メイン] メリーさん : “メリーさん”なのだから。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ええ、ええ、そうです、もう貴女は」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「可哀想に……」

[メイン] 桜 衣乃 : 「あなたを、私は温めてあげることは出来ません」
「明るく照らしてあげることも出来ません」
「毛布の代わりになってあげることも出来ません」

[メイン] 桜 衣乃 : 「私は、もらう側ですから」

[メイン] 三沢岳明 : 羽生蛇村大規模土砂流災害…救出した少女…その幻覚
それらを思い出し一瞬体を硬くするも、すぐに次の動作に移る

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 青山の出した名前、それは過去に起こった交通事故で死亡した少女の名前。
無残にも亡くなってしまった少女。

[メイン] うちはサスケ : 「……悪いが、其方には行ってやれそうになさそうだ」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……ですから、ごめんなさい」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : その少女が住んでいたエリアと、今青山達がいる廃墟のエリアが被っていたことから、推察。
少女の怨念。青山の狂気じみた妄念でしかないそれが導き出した結論。

[メイン] 桜 衣乃 : 今は恐怖にも、性にも乗っ取られた『桜 衣乃』ではなく。
アイドル、誰かの星となるべき存在の『桜 衣乃』として。そう言った。

[メイン] GM : ◇終章②-1
最後の戦い

・戦闘が開始される
・この戦闘には「特別な手順」がある

主人公は全員で1度だけ、怪異の『元凶』を指摘することができる。
言い当てた場合は終章②の2へ。
外れてしまった場合、主人公はアクションとして【頭脳】判定を行い、見破ることができる。
1人でも判定に成功したら終章②の2へ。

→終章②の2へ

[メイン] 青山ブルーマウンテン : "メリーさん"が、体を引きずりながらも持ち続ける"ソレ"に目をやる。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ずっと持ち続けている、ソレ。

[メイン] 三沢岳明 : 「眠らせてやる」
小銃を『真崎茉凛のスマートフォン』へ構える

[メイン] うちはサスケ : 青山の視線と、メリーが持つソレを見て、真相を導き出す

[メイン] 桜 衣乃 : 「……それがあなたの、居所なんですね」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「………」
サスケに頷く

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「この子にとっての縋る物、それが………」

[メイン] 桜 衣乃 : 「あなたの抱えた、スマートフォン…」

[メイン] うちはサスケ : 「あの端末、というわけか」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 頷く

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「サスケさんも見たことでしょう、あの幻覚を」

[メイン] うちはサスケ : 「ああ」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「あれは……彼女の"呪い"に他なりません」

[メイン] 桜 衣乃 : 手から離さず、そして今もなお持ち続けているそれは。
……彼女の、暖かさなんでしょう。

[メイン] うちはサスケ : 「呪い……か」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ええ、彼女は未来永劫、ずっと固執し続けます」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「自分が"メリーさん"であると」

[メイン] 桜 衣乃 : 「それから解き放ってあげられるのは……私たち、だけです」

[メイン] うちはサスケ : 「で、あるならば…アレをどうする?叩き潰せば解決となるか?」

[メイン] GM : ◇終章②-2
最後の戦い

『メリー』が右手に持っている「潰れたスマートフォン」──割れた画面がうっすらと光り、今も電波を放ち続けているそれが、怪異の『元凶』だ。
元凶を破壊しなければ、この事件が真の意味で解決することはない。
以降、主人公は「潰れたスマートフォン」を攻撃できるようになる(存在点が0になったら終章②-3へ)。

→終章②-3へ

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「そうですね……自分を"メリーさん"として確立する手段を失えば……自我崩壊へ転がるでしょう」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……繋ぎとめているものがアレならば、すぐに解放してあげるべきだと思います!」

[雑談] system : [ うちはサスケ ] 薬 : 2 → 1

[雑談] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 15 → 14

[メイン] 桜 衣乃 : 「……それが一番、あの子のためになるはずです!」

[雑談] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 14 → 13

[メイン] うちはサスケ : 「なら話は早いな」
刀を構えつつ

[メイン] 桜 衣乃 : ……ごめんね、何も出来なくって。
後から、終わらせることしかできなくって。

[メイン] 三沢岳明 : 「…」
照準を通して標的を見、引き金に手をかける

[メイン] メリーさん : 「いこう……いこう、ねえ……いっしょに……」
メリーさんは、呟く。

[メイン] メリーさん : それこそが、自身なのだと。
そう証明するかのように。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 戦闘開始

[メイン] GM : クラヤミクラインの戦闘の流れ!

[メイン] GM : ラウンド進行なのですが……
怪異の行動(先制攻撃)→主人公たちの行動→怪異の行動(後勢攻撃)
このようになっております

[メイン] GM : 怪異は1ラウンドに2回動くわけですね

[メイン] GM : 基本的に主人公は怪異の存在点を0にすれば勝ち(撃退完了)となります。
ただし、今回は……

[メイン] GM : 潰れたスマートフォンの存在点がメリーさんとは別に存在しており、そちらを0にしないと事件が解決しない、と言う事に御留意くださいませ!

[メイン] GM : ちなみにメリーさんは120点で、スマホは30点です
らくしょうだなぁ!

[メイン] GM : と、いう事で……習うより慣れろ!精神でエネミーの手番!

[メイン] GM : 攻撃対象は……

[メイン] GM : choice 三沢 青山 サスケ イノ (choice 三沢 青山 サスケ イノ) > 三沢

[メイン] GM : 三沢さんへと攻撃を……今回は通常攻撃にしましょうかァ

[メイン] GM : ここで解説!

[メイン] GM : エネミーは「判定ダイスを振りません」!

[メイン] GM : ではどう成否を決めるのか?
それは攻撃を受けた側のPCが判定する事になります

[メイン] GM : >基本攻撃:【精神】
今回のエネミーは精神、なので……精神での判定になりますね

[メイン] GM : クラヤミクラインでは10面ダイスを使用して判定をします。

[メイン] GM : ダイスを振って、指定された自分の能力値以下の出目なら成功!

[メイン] GM : 出目がぜーんぶ超えてしまっていたら失敗…となります

[メイン] GM : また、「1」の出目が出たら大成功!確定成功となります……が!

[メイン] GM : 「10」の出目が出たら大失敗……確定失敗となります

[メイン] 三沢岳明 : 3b10<=6 (3B10<=6) > 2,9,1 > 成功数2

[メイン] GM : うおおセーフ!!!

[メイン] GM : ここでですね、もう1つの要素…「確保」についてお伝えします

[メイン] GM : クラヤミクラインではこうしてダイスをふりふりした後、出目1つを「確保」して後で使う事が出来るんです

[メイン] GM : うわっ出目悪……って時に「確保」した低い出目を使って成功!とか出来る訳ですね~便利!

[メイン] GM : もちろん、やらなくても大丈夫ですが……如何しましょうか?

[メイン] 三沢岳明 : 1を使うと浸食下げれるらしいのでやるか

[メイン] 三沢岳明 : いや攻撃にも回ってくるから確保しとこう

[メイン] 三沢岳明 : 1を確保

[メイン] system : [ 三沢岳明 ] 確保 : 0 → 1

[メイン] GM : わかりました

[メイン] GM : では、今回は2で成功!
無事にメリーさんの攻撃が回避できました!

[メイン] 三沢岳明 : 「…」
電波に少し顔をゆがませたが問題はなかった

[メイン] メリーさん : 届かない。
連れていけない。
……寂しさからか、苦痛からか、表情が歪んだ──ように、見えた。

[メイン] GM : では、主人公たちの手番となります

[メイン] GM : 主人公たちの行動順番は任意!
攻撃をする場合は、好きな能力値で攻撃が出来ますよ

[メイン] うちはサスケ : オレから行くか

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] うちはサスケ : 全ステ8だから何しても変わらん
よってやりたい肉体で殴る

[メイン] うちはサスケ : 3b10<=8 肉体判定(発狂) (3B10<=8) > 6,4,5 > 成功数3

[メイン] うちはサスケ : 6を確保

[メイン] GM : 命中!
命中後、ダメージをダイスで決定します

[メイン] 青山ブルーマウンテン : サスケの攻撃時、その場に落ちていた小石を拾い

[メイン] GM :

[メイン] 青山ブルーマウンテン : メリーさんの眼へ投石。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : サスケさんに援護です~

[メイン] GM : 援護!それはツナガリパワー!

[メイン] うちはサスケ : 武器を二つ消費
スマートフォンに与えるダメージ+2d10する

[メイン] 桜 衣乃 : 取り出したるは、マイク。
その音で、メリーさんから発せられる電波を打ち消さんと!

[メイン] 桜 衣乃 : 援護です!

[メイン] うちはサスケ : ────跳躍
ただ前に全速力で跳び刀を構える

[メイン] うちはサスケ : 狙いはメリー…ではなくその元凶の端末!

[メイン] system : [ うちはサスケ ] 武器 : 2 → 0

[メイン] 三沢岳明 : サスケに注意が向かっているメリーさんに向って援護射撃

[メイン] うちはサスケ : (2+2+3)d10 ダメージ (7D10) > 51[9,4,10,6,9,10,3] > 51

[メイン] うちはサスケ : そのまま一閃
メリーとすれ違うかの様にそのまま後ろまで驀進する

[メイン] うちはサスケ : ソレは己とソイツの生き方の違いを文字通り示すかの様に
媒体となった端末をかたなで叩き斬る

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……やはり只者ではない身のこなしですね、ふふ」

[メイン] 桜 衣乃 : 「………凄いっ、これなら…!」
マイク片手に

[メイン] 三沢岳明 : 「これで…」
幻覚を見ることがなくなれば…とは言えなかった
そうはならない予感があった

[メイン] うちはサスケ : そして地面に脚をつけ、刀を収め、後ろを振り向く

[メイン] うちはサスケ : 「………」

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ぱきん。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ここで、破滅判定を挟みます

[メイン] GM : 破滅判定とは!

[雑談] system : [ うちはサスケ ] 薬 : 1 → 0

[雑談] system : [ うちはサスケ ] 侵蝕 : 13 → 11

[メイン] GM : 発狂して狂気の世界に陥った人が正気の世界に戻れるかどうかの判定!

[メイン] GM : 本来は1d10を振って1が出るか10が出るかみたいな博打なんですが…

[メイン] GM : ・破滅判定の変更
 ├ダイスは一律2d10で判定
 ├確保していた出目と交換しても良い
 └「大成功」が出た場合「10」を確保していれば相殺可能

[メイン] GM : 今回はこのルールに則ってやります!!!

[メイン] GM : 大成功大失敗自体は死んでないから…注意してくれよな…!

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 2b10>=(12-10-4) 破滅判定 (2B10>=-2) > 4,8 > 成功数2

[メイン] GM : えーこの破滅判定、判定方法がちょっとだけ特殊でして

[メイン] 桜 衣乃 : 2b10>=({侵蝕}-10-1) 破滅判定

[メイン] 桜 衣乃 : 🌈

[メイン] GM : 🌈

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 🌈

[メイン] GM : 字が違いますよイノクリィ~~~!!

[メイン] うちはサスケ : まずいダイス振ってないで進んだ挙句ワンキルしたツケが回ってきそうだ

[メイン] 桜 衣乃 : あっ文字が違う

[メイン] うちはサスケ : 🌈

[メイン] GM : 侵蝕-(理性+ツナガリの数)を目標値として

[メイン] GM : 「判定に失敗する」事で帰還となります

[メイン] GM : ……ですので、大成功しちゃうと確定でロストなんですね

[メイン] GM : そして、ここで大成功の目を確保しておいている場合、侵蝕を-4出来ます

[メイン] GM : ですので、三沢さんは侵蝕-4点ですね!

[メイン] system : [ 三沢岳明 ] 侵蝕 : 15 → 11

[メイン] 桜 衣乃 : 2b10>=(9-10-1) 破滅判定 (2B10>=-2) > 3,9 > 成功数2

[メイン] うちはサスケ : 2b10>=(11-10-{ツナガリの数}) 破滅判定

[メイン] 桜 衣乃 : 🌈

[メイン] うちはサスケ : 🌈

[メイン] GM : 🌈

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 🌈

[メイン] GM : これは私の…不手際だ…!

[メイン] 三沢岳明 : 2b10>=(12-10-2) 破滅判定 (2B10>=0) > 9,8 > 成功数2

[メイン] GM : コマに入れ忘れていた……!!!

[メイン] GM : セーフ!

[メイン] うちはサスケ : 振りたくねえなぁ

[メイン] GM : ふれ

[メイン] うちはサスケ : 2b10>=(11-10-2) 破滅判定 (2B10>=-1) > 8,6 > 成功数2

[メイン] GM : セーフ!

[メイン] うちはサスケ : こわいねェ〜

[メイン] 桜 衣乃 : こわ〜

[メイン] GM : では……

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ◇終章②-3
エンディング

『メリー』は悲し気な悲鳴を上げながらボロボロに崩れ落ちてゆく。
『メリー』が消えるのと同時に、廃屋の中が明るくなる。
窓から差し込む日の光が、漂う埃にきらきらと反射する。
すると、背後でガチャリ、と玄関ドアが開き──狭山が呆然とした顔であなたに呼びかける。
「……お前、こんなとこで何してんだ?」

[メイン] GM :  

[メイン] メリーさん : 「あ……ああ……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 消えゆくメリーを見届ける、静かに。

[メイン] 桜 衣乃 : 「………っ!」

[メイン] メリーさん : 砕け散ったそれらは。
彼女の存在を担保していた、それは。
みるみると単なる「塵」となって。

[メイン] 桜 衣乃 : 性も恐怖も晴れたその頭で考えるよりも、体が動く。

[メイン] メリーさん : 彼女は。
アイデンティティが崩壊したそれは──。

[メイン] 桜 衣乃 : 消えゆくメリーさんに向かって……

[メイン] 桜 衣乃 : 抱き締める。

[メイン] メリーさん : 崩れかけ、自立の出来なくなったそれは、しなだれかかる。

[メイン] 桜 衣乃 : 消えゆくその体を感じながら。
しかし、それでも寄り添ってくれた彼女に支えとなれるように。

[メイン] 桜 衣乃 : 「…暖かいでしょうか?」

[メイン] 桜 衣乃 : 返事はないだろうけど、この熱が伝わる様に。

[メイン] 三沢岳明 : 「…あまりそういうものに肩入れすると憑かれるぞ」

[メイン] 桜 衣乃 : 「……すみません、でも…」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「ふふ、いいじゃないですか、三沢さん」

[メイン] 桜 衣乃 : 「私が出来たことはこれしかない気がして……えへへ」

[メイン] うちはサスケ : 「………」
再び西洋風の服を着て一連のやりとりを見届ける

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「………ええ、彼女の心を埋められるのだとしたら、それは」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「温もり、ですからね」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 全てを知り終わった。もう欲求は満たせた。
残すはもう、見守る。ただそれだけ。

[メイン] メリーさん : 首が動く。

[メイン] メリーさん : 微かに、縦に動き──。

[メイン] メリーさん : その瞬間、その身体は、完全に塵となった。

[メイン] 桜 衣乃 : 「…………」
腕から、手から、体から。
消えゆくそれを感じつつ。

[メイン] 三沢岳明 : 「!…」
一瞬銃にかけた手がそれを見届けて力を抜く

[メイン] 桜 衣乃 : ………この行為は彼女のため、ではなかったのかもしれない。
埋められない、満たされない気持ちをあの子で埋めようとしてしまったのかもしれない。

[メイン] 桜 衣乃 : だから……

[メイン] 桜 衣乃 : 「……ごめんなさい」

[メイン] 桜 衣乃 : そう言って、塵を見届けた。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 塵になったそれは、壁の隙間へ
そして、天へ。

[メイン] うちはサスケ : 「………ここもまた違ったか」
一人そう呟き

[メイン] 三沢岳明 : 「…物好きなことだ」
こちらはそれらを引きはがすのに苦労しているというのに
彼女の内心を知らずにため息をつく

[メイン] GM : 日の光に照らされ、それらはきらきらと輝く。
……気が付けば、周囲の異様な暗さは見る影もなく。

[メイン] GM : がちゃり、と背後で物音がした。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ゆっくりと振り返る。

[メイン] 桜 衣乃 : 「……?」

[メイン] 三沢岳明 : そういえばいたなあいつが
まるで役に立たなかったが

[メイン] 狭山顕秀 : 「………え、ええ?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : そして、バツの悪そうな顔をする。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「……ど、どーもー」

[メイン] うちはサスケ : 「………フン」

[メイン] 狭山顕秀 : 「こんな所で何してんだ……皆」

[メイン] 桜 衣乃 : 「あ、狭山さん……」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : あはは、と何とも言えない表情で笑う

[メイン] 三沢岳明 : 「『危ないこと』に会っていた」

[メイン] 狭山顕秀 : 「なっ……!? だ、大丈夫だったんすか!?」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「あー……ええ、そんなところです~」

[メイン] 桜 衣乃 : そういえば、危険だと言われていたけれど……うん。

[メイン] 桜 衣乃 : 「……もう、大丈夫ですから!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「この通りピンピンですよ~♪」
手をグーパーさせる

[メイン] うちはサスケ : 「何の問題もなかった」

[メイン] 桜 衣乃 : 「この屋敷も多分安全になったと思いますよ!」

[メイン] 狭山顕秀 : 「………」

[メイン] 桜 衣乃 : そう言ってにっこりと笑う。
が、少し悲しげに。

[メイン] 狭山顕秀 : 「………そっか」

[メイン] 狭山顕秀 : 狭山は、口をつぐむ。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : イノの言葉に頷く

[メイン] 三沢岳明 : 「何か知っていたのか?」

[メイン] 狭山顕秀 : 「俺は……ううん、“厄介事”とだけ」

[メイン] 狭山顕秀 : 「……巻き込んでしまってすんません」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「また奢ってくださいね♪」

[メイン] うちはサスケ : 「別に構わない」

[メイン] 桜 衣乃 : 「大丈夫ですよぉ!この通りですから!」
ガッツポーズ

[メイン] 三沢岳明 : 「全員無事でよかったな」

[メイン] うちはサスケ : 「全くだ」

[メイン] 狭山顕秀 : 「いやあ、本当に……」

[メイン] 狭山顕秀 : 「……うっし!」

[メイン] 狭山顕秀 : 「こっちの作業はもう終わってるから、もう帰りましょうか!」

[メイン] 狭山顕秀 : 「んで、帰りに焼肉奢りますよ!」

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 「やった♪」

[メイン] 桜 衣乃 : 「太っ腹ですね~!ここ一週間カレーしか食べてなかったのでありがたいです!」

[メイン] 三沢岳明 : 「帰りの運転は気を付けたほうがいいぞ」
後ろを振り返りつつ

[メイン] 青山ブルーマウンテン : タダ飯タダ飯~♪と歌いながら、廃墟を出る

[メイン] 狭山顕秀 : 「大丈夫、安全運転で帰りますよぉ~あはは」

[メイン] うちはサスケ : 「………ならいい」

[メイン] 桜 衣乃 : 廃墟を出る……前に。

[メイン] 桜 衣乃 : はた、と気が付く。
そこに落ちているのはひび割れて、真っ二つになったスマートフォン。

[メイン] 桜 衣乃 : これはあの子をこの場に繋いでいたもので、けれど大切なものでもあったに違いなくて。

[メイン] 桜 衣乃 : ……少し迷ってから、鞄に入れてから、外に出た。

[メイン] 三沢岳明 : 「本当に運転気を付けてくれ…」
その様子を見て手で顔を覆った

[メイン] うちはサスケ : ……今は再びこの日常を謳歌するとしよう
そう思いつつ車に乗り、眼を瞑る

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 車は揺れる。

[メイン] GM : 先程まであなたたちが過ごしていた、あの廃屋は徐々に、徐々に、遠ざかっていく。

[メイン] GM : ──日常へと、少しずつ戻っていく。

[メイン] GM : 先程までの事は夢だったのだろうか──いいや、そうではなかったとしても。

[メイン] GM : 今、こうしてあなたたちは平穏な世界へと戻ってこれたのだ。

[メイン] GM : 戻っていく。
少しずつ。
どこか、ずれていたとしても。

[メイン] GM : また、日常へと。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : クラヤミクライン「廃屋のメリー」

[メイン] GM :

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 宴だァ~~~~~!!!!!

[メイン] 三沢岳明 : 宴だ

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 宴です~~~~~~~~~~~♪

[メイン] うちはサスケ : 宴だな!!

[メイン] 桜 衣乃 : 宴です~~~~~~~!!!

[メイン] GM : 2時……!

[メイン] 三沢岳明 : まあ早い方だ

[メイン] GM : 想定時間内だ……セーフ……

[メイン] 青山ブルーマウンテン : セーフ!!

[メイン] GM : ということで、こちらがクラヤミクラインでした!

[メイン] 青山ブルーマウンテン : いかがでしたか三沢さん~?

[メイン] 桜 衣乃 : どうでしたかね三沢さん!

[メイン] 三沢岳明 : 色々フォローしてくれたおかげで楽しめた
ありがとう

[メイン] うちはサスケ : よしギリギリ2時までに終われたな(適当)

[メイン] 桜 衣乃 : お腹



[メイン] 青山ブルーマウンテン : 以上、ダイマでした~♪

[メイン] GM : なら良かった…

[メイン] 三沢岳明 : 皆も親切にしてくれるから怯えずに参加してみよう

[メイン] 桜 衣乃 : 自分でキャラを作る楽しみとかも出来るのでルルブはおすすめですね

[メイン] 青山ブルーマウンテン : どうぞどうぞ~!

[メイン] GM : シャンクトゥではちょっと難しいなーっていう傾向のキャラ持ち込めるんで流行ってほしいなーと思っています

[メイン] 三沢岳明 : 三沢とかまさにだな

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 私もこれからシナリオ拾ったり自作したりしていく予定ですので、是非!

[メイン] GM : ですねえ、狂気に飲まれかけているのが魅力なキャラなので… >三沢とかまさにだな

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 実際私というPCも他システムだと際どいラインでしたからねぇ

[メイン] うちはサスケ : もう少しアレなやつを放り込めるとなるとオラワクワクしてきたぞ

[メイン] 桜 衣乃 : 探索者でやるともうSAN値0みたいなキャラとかも操作できますね

[メイン] 青山ブルーマウンテン : マウントが止まらない!!!知恵!!!!

[メイン] 三沢岳明 : あと死印のシナリオ改変してやれそうだなと思ったな

[メイン] 桜 衣乃 : あーですよね!!

[メイン] 青山ブルーマウンテン : こわい

[メイン] 桜 衣乃 : 死印も選択式なので…作れそうですよね

[メイン] GM : 死印は未プレイ……!
でも選択式ホラーなら確かに相性良さそうですねぇ

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 気になりますねぇ~!

[メイン] 桜 衣乃 : 怪異がキモいのでおすすめです

[メイン] 三沢岳明 : ぜひやってみるといい
かなりいい出来だ

[メイン] 三沢岳明 : あとは…シナリオの種明かしするか?

[メイン] GM : あ、ですね!

[メイン] 桜 衣乃 : 来ましたか

[メイン] 青山ブルーマウンテン : サスケさんのためにも真相全貼りもですね~

[メイン] うちはサスケ : 来るか

[メイン] GM : まずは真相オープンから

[メイン] GM : 実はですね

[メイン] GM : 初期配布の時全員別々の真相だったんです

[メイン] 青山ブルーマウンテン :

[メイン] 三沢岳明 :

[メイン] 桜 衣乃 : へ~!

[メイン] GM : 綺麗に分かれててびっくりしちゃいました

[メイン] GM : ◆真相①
<怪異>
この怪異は「メリーさん」である。
ある都市伝説を狂信的なまでに信じていた破滅者から生まれた存在であり、破滅者がかつて住んでいた廃屋の中を異世界としている。
廃屋に近づいた者や、その知人を異世界へと引き入れ、あの世へ連れて行ってしまう。
怪異レベルは3。ただし怪異の消滅には特別な条件が必要である。

[メイン] GM : ◆真相②
<破滅者>
この怪異の破滅者は、かつて廃屋に住んでいた家族の末娘「真崎 茉凛」である。
ただし真崎茉凛はすでに死亡している。
交差点で事故に遭い、必死の思いで家に電話をかけようとした──自分はメリーさんにならなくてはいけないという、無垢な心の使命感が、この怪異を生み出した。

[メイン] GM : ◆真相③
<元凶>
この怪異の元凶は、破滅者が持っていた「潰れたスマートフォン」である。
終章でそれを言い当てると、元凶への攻撃が可能になる。
なお「最後の戦い」の最中、「発狂」によって元凶を知った場合、1度言い当てに失敗していても元凶への攻撃が可能になる。
なお、「潰れたスマートフォン」の存在点は「30」点である。

[メイン] GM : ◆真相④
<退散/消滅>
この怪異は存在点を「0」にすることで撃退可能である。
ただし、それでは消滅に至らず、主人公たちは再びこの異世界へと招かれてしまうだろう。
怪異を消滅させるには、「元凶」を破壊するしかない。
元凶は、怪異が生まれる基になった〇〇〇〇〇〇〇である。

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 真相③が最重要情報ですね〜

[メイン] うちはサスケ : だなぁ

[メイン] 三沢岳明 : 確か最初に俺のところに回ってきたな

[メイン] 桜 衣乃 : ③が抜かれてないとこれハッピー行けなくないですかね…難しいですよ

[メイン] GM : その為に
>外れてしまった場合、主人公はアクションとして【頭脳】判定を行い、見破ることができる。
>1人でも判定に成功したら終章②の2へ。
があります

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ありがたいですね〜救済措置

[メイン] GM : 手番消費で頭脳判定に成功すればスマホってわかっていいよ~という

[メイン] 桜 衣乃 : なるほど~!

[メイン] 三沢岳明 : セーフティが厳重だ
詰み防止だな

[メイン] うちはサスケ : なるほど

[メイン] GM : 初心者向けシナリオですからね…すーごい手厚い

[メイン] GM : そして…肝心要の分岐のお話!

[メイン] 青山ブルーマウンテン :

[メイン] 三沢岳明 :

[メイン] GM : これは「電話に出た回数」で分岐致します

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ほほう

[メイン] うちはサスケ : やはりか……(適当)

[メイン] 三沢岳明 : あぶなかった…

[メイン] GM : 全てに出たら今回のルート、1~2回だと終章③ルート、0回だと終章④ルートです

[メイン] 青山ブルーマウンテン : あ、そっか

[メイン] 桜 衣乃 : ほむほむ

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 出なかったら外にいる挟山さんが…

[メイン] GM : そういう事です…

[メイン] 桜 衣乃 : 出てよかったですね……

[メイン] うちはサスケ : こわいねェ〜

[メイン] 三沢岳明 : 都市伝説知っているやつに対してのトラップか

[メイン] 青山ブルーマウンテン : んー!知恵に貪欲なPCで良かったです!!!

[メイン] GM : ですです
下手にメリーさんの通りに途中で電話取らないでいると…という

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 知らずのファインプレイ、いぇい♪

[メイン] GM : 終章③はノーマルエンドですね。
途中で狭山さんが助けに来てくれて、彼が開けた扉から飛び出て逃げる……しかし、元凶は破壊できず……というエンド。

[メイン] うちはサスケ : で、今回がグッドエンドと

[メイン] GM : ですです

[メイン] GM : 終章④はビターエンドですね。
最初から狭山さんが助けに来てくれるんですが……

[メイン] 青山ブルーマウンテン : なるほど〜

[メイン] 桜 衣乃 : 犠牲者が…って感じの?

[メイン] 桜 衣乃 : ほほう

[メイン] GM : ドアをこじ開け、脱出した直後……入れ替わるように狭山さんが中へと入っていて(恐らく冒頭の主人公と同じ現象)

[メイン] 青山ブルーマウンテン : あーーー……

[メイン] GM : そして「悪いな、ドジっちまった」と悲しく笑って扉が閉じられる……そんなエンドです

[メイン] うちはサスケ : 悲しいだろ

[メイン] 三沢岳明 : 後味が悪すぎる

[メイン] 桜 衣乃 : うええ…

[メイン] 青山ブルーマウンテン : なるほど……

[メイン] GM : 怪異を解決せず徹底的に逃げた場合、代わりの犠牲者が現れるよ、という

[メイン] GM : このシステムの根幹設定を表したようなエンドですね

[メイン] 青山ブルーマウンテン : まぁここの設計はあれですね

[メイン] うちはサスケ : サンプルシナリオらしい

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 狂人PCなんですから

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ちゃんと狂人してね?

[メイン] 青山ブルーマウンテン : っていう意図ですね

[メイン] 三沢岳明 : わかった

[メイン] うちはサスケ : こわい

[メイン] GM : 急に発狂三沢さんくるとじわじわ来る

[メイン] 青山ブルーマウンテン : こわい

[メイン] 桜 衣乃 : こわい

[メイン] 三沢岳明 : 宴だ~もこれでやればよかったな

[メイン] GM : ダメでした

[メイン] 青山ブルーマウンテン : ダメでした

[メイン] GM : 基本的に、クラヤミクラインはリスクを取った方がグッドエンドいくよ!という構図なので

[メイン] GM : それをびっしびしとふんだんに盛り込んだ良いサンプルシナリオでした…

[メイン] 桜 衣乃 : それはそうですね
クトゥルフはリスク取ったら大抵死にまくるのも相違点です

[メイン] 青山ブルーマウンテン : いや〜楽しかったです!

[メイン] 青山ブルーマウンテン : クラクラPCは探索者と違ってそこまで弱くありませんからねぇ

[メイン] 三沢岳明 : チャンスがあれば青山もこれで問い詰めたかったが出し惜しみが過ぎたな

[メイン] GM : なら良かった~
また立てましょう! 私もPLやりたいですし皆も立ててください(^^)

[メイン] 青山ブルーマウンテン : こわい

[メイン] GM : あっ問い詰めの顔だ

[メイン] 桜 衣乃 : わかりました

[メイン] 三沢岳明 : わかった

[メイン] うちはサスケ : 精神で攻撃する時の顔使い損ねたのだけが気掛かりだがまあいいでしょう

[メイン] GM : 皆なんか仕込んでるな…
PLもやりたいけどまた立てますか、立ち絵供養は大事

[メイン] GM : では2時も過ぎましたので…本日はこの辺りでログを取ります!

[メイン] 青山ブルーマウンテン : 私のPC下げにも繋がりそうだったので是非とも問い詰めシーンやってみてほしかったですね〜

[メイン] うちはサスケ : というわけでこんな時間だしそろそろ失せるか

[メイン] うちはサスケ : 楽しかった
またね〜〜〜!!

[メイン] 青山ブルーマウンテン : お疲れシャンです〜♪

[メイン] 桜 衣乃 : またね~~~~~~~~です

[メイン] 三沢岳明 : ああおかげで楽しめた

[メイン] 桜 衣乃 : お疲れさまでした、GMさんPLの皆さんありがとうございます!

[メイン] GM : ならよかった…

[メイン] 三沢岳明 : またね~~~~~~~~!

[メイン] GM : お疲れ様でした、また別の機会御座いましたら何卒!
またね~~~~~!!!!